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ひゃくちゃん通信 第32号

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ひゃくちゃん通信 第32号

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こんにちは!今年最初のご挨拶となりますが、皆様方におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか?

ところで、世界中を混乱の渦に巻き込んでいるコロナウィルスも、手を変え品を変え相変わらず私達の日常生活に影響を与え続けています。

私達の様に物品販売をしているお店や企業の営業活動はもちろんですが、コロナウィルスと最前線で戦っている医療現場の皆さんのご苦労は私達が想像する以上のようです。 昨年、偶然にもそんなコロナ患者を早くかふぁ受け入れている病院で働く看護師さんからお話を伺う事が出来ましたのでご紹介させて頂きます。

コロナ感染者が増えだした当初、コロナ感染の疑いのある患者さんをどう受け入れるかで、その為のマニュアル作成だけでも話し合いは連日深夜に及んだそうです。何せ相手は未知のウィルスですし、有効な治療薬も無くワクチン接種もままならない状況でした。

また、患者さんのみならず自身の体もどう守るか?これといった答えのない状況で受け入れが始まりました… 具体的には、発熱外来の患者さんの受付を従来の受付とは隔離して、また一般外来の患者さんであっても疑わしい症状がある場合は、まず最初に発熱外来にまわってもらいPCR検査の結果が陰性であることを確認してから受診してもらう等の対応をしたそうです。

また看護師さん自身のいでたちも「まるで福島原発の後処理の時みたいな…」と言っていましたが、全身を外気に触れないような、しかも通気性の悪い防護服を身にまとい、手袋、マスクにゴーグルとまさに完全装備で臨んだそうです。

ちなみに、一度この格好をしてしまうとトイレに行くのも大変なので、最初の頃は水分も控える様に意識したそうです。 ところが実際は、この防護服は歩くサウナ状態で体中の水分が汗で出てしまうのか尿意はほとんど感じる事が無かったそうです。

そんな過酷な環境で、朝から晩まで患者さんの対応に追われる毎日を過ごしたせいで、体重も半年で17キロも落ちたそうです。 仕事が終わるとぐったりで、家に帰っても、万が一家族に感染させてはいけないという思いと、誰とも関わらず一人でいたいとう感情混じりあって、とにかく部屋に引きこもって誰とも口をきかずに、そしてまた翌朝病院に向かうという生活だったそうです。

特に去年の夏ごろは、発熱外来に訪れる患者さんの6割が検査をすると陽性反応が出てしまう様な状況で、現場は大混乱だったそうです。 しかも、悪いことは続くもので病院のクラスター発生…病院の対応に問題は無かったのか?マスコミなどは言いたいことを言います。

長時間待つのがつらかったのか、何も言わずに帰ってしまった患者さんを探したり、ときには「いつまで待たるんだ!!」と激高して手にもっていた書類のような物を投げつけてきた男性もいたそうです。そんな時はひたすら頭を下げてお詫びし続けたそうです…

看護師の皆さんは考えていた以上に大変な仕事をされていると思いました。私達の為に有難うございます。という気持ちとともに、何か厄介事を押し付けてしまっているような申し訳ない気持ちになった事を覚えています。

だから大したことはできないですが、せめてそういった医療の現場で働く皆さんの負担がほんの少しでも軽減出来る様に、基本的な事…例えば、手洗いうがいだったり、手の消毒だったり、不要不急の外出や蜜を避ける等、意識すれば出来ることは積極的に取り組みたいと思っています。

というか、もう三年にもなろうとしているんですから、誰でもいいですから頭の良い人、早く有効なお薬作って下さい!お願いします!(出来れば日本製希望)

冬来たりなば春遠からじと言います。しばらくすれば桜の季節が巡ってきます。 満開の桜を眺めながら、美味しい御馳走と旨いお酒を味わいながら、楽しく過ごせる日が一日も早く訪れる事を願っています。

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