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ひゃくちゃん通信 第31号

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Updated on 2022-03-03

ひゃくちゃん通信 第31号

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こんにちは!皆さんお変わりありませんか?オリンピックはコロナ禍の続く中、開催の賛否両論混在。又、開催都市の東京に4度目の緊急事態宣言が発令され、大半の競技が無観客となり、宣言地域は首都圏3県、沖縄、大阪と拡大し、閉会式間際には万延防止等、充填措置の対象に静岡県はじめ8県が加わる状況となりました。

開催の7月23日、全国で4,225人だった新規感染者は、連日1万人を大きく超えるまでに膨らみました。この様な五輪で過去なかった異常な状態で開催された中、日本選手は、金27個、計58個と史上最多のメダルを獲得しました。皆さんテレビで観戦され、選手のひたむきな姿には、勝負にかかわらず感動と勇気をもらったのではないでしょうか。試合が終わった後、どの選手もインタビューで「試合ができた事。サポートしてくれた人々。ボランティアの方々、全ての人たちに感謝します。」とコメントしていた事は、大変印象に残っています。色々問題はありましたが、矢張り、開催して良かったと思います。皆さんはどう思われますか。

今回の五輪で特に感銘を受けた出来事があります。野球の決勝戦後、勝った日本チームがアメリカ側のベンチに向かって全員整列して一礼した時、アメリカの監督や選手が帽子をとって返礼した事です。テレビでは一瞬しか映りませんでしたが、男同士、一流選手のハートを感じました。又、男子板飛び込みの寺内健選手の出来事です。全員若い選手の中で、40歳を過ぎた寺内健選手は、最後の演技でその日の自分の最高得点を出しました。水からあがってコーチの所に近寄ったら、コーチが「寺内!後ろを見てみろ!」と声を掛けました。振り返ると、選手、開催者全員が拍手を送ってスタンディングオベーションで祝福してくれていました。その場にいた人皆が、寺内選手が40歳で演技し、最後にその日のベストを出した事に対する敬意を示してくれたのです。これを見た寺内選手の何とも言えない感激した顔は忘れられません。

皆さんもこの五輪の期間中、いづれかの種目の中、選手達から感銘と感動を受けたのではないでしょうか。コロナ禍の異常な中ですが、矢張り、開催は間違いではなかったのではないでしょうか。海外メディアも「困難な状況でも世界から1万人以上が集まった東京五輪は、国際社会が今後参考にする教本になる。」と発信しています。

今日は8月10日ですが、8月24日から、パラリンピックが開幕します。コロナの感染状況が悪化している中ですが、期間中大きな問題もなく、無事終えられることを願っております。パラ五輪の選手達にも大変困難な状況下ですが、頑張ってもらいたいと思います。(ひゃくちゃん通信が皆様のお手元に届く頃には、パラ五輪も閉幕していると思います。)

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